今年はカタール・ドーハで開催される世界陸上2019。9月27日(金)~10月6日(日)の日程で行われます。
さまざまな競技が行われる中で、注目の一つになるのが男子マラソンです。先日のMGCマラソンを観ても、日本のマラソン男子に有力選手が増えて面白くなってきていますね!
今回の記事では、世界陸上マラソン男子がいつ行われるのか。また、気になる出場選手を紹介していきたいと思います。
目次
世界陸上マラソン男子の日程
いつ行われるのか気になる世界陸上マラソン男子ですが、大会9日目に行われる予定です。日本時間では10月6日(日)の午前5時59分スタートとなっています。
テレビはTBSで観ることができ、深夜0時~翌朝8時30分まで放送予定です。
世界陸上マラソン男子出場選手
気になる日本人選手は、3選手が出場予定となっています。
川内優輝
自己ベスト:2時間08分14秒
32歳。あいおいニッセイ同和損害保険所属。
『市民ランナー』でおなじみの川内優輝選手。世界陸上は通算4回目だが、公務員から『プロランナー』として臨む初めての世界陸上となる。
4月にプロへ転向したことで、生活の全てをマラソンに注げるようになり、8月には1ヶ月の走った距離が1000kmを超えるなど、以前の2倍近く走ることができています。練習量が増えたことに伴い、自信も深めてきているはずです。
レース当日ですが、ドーハは25〜30℃の暑さと60%近くの湿度になると予想されます。優勝候補のアフリカ勢はペースアップを繰り返すことができますが、惑わされずに自分のペースを崩さないことがポイントです。
序盤から中盤は先頭集団から離されても抑えめで走り、ラストに余力を残す戦いをして、『8位入賞』を目指したレースを考えています。
先日行われたMGCマラソンに対する、川内優輝選手の冷静な分析です。この分析力と自分の立ち位置を客観的に把握できているのは、ベテランの強みかもしれません。
『プロランナー』として、今までとは違った姿を見せるかもしれない川内優輝選手。僅差で入賞を逃した2年前のロンドン世界陸上のリベンジを狙います。
二岡康平
自己ベスト:2時間09分15秒
25歳。中電工所属。
今年2月に行われた別府大分毎日マラソンで4位入賞を果たしました(日本人1位)。 この大会までは無名の存在だった二岡康平選手。マラソン界に現れた新星です。
えーっと、だいぶイケメンです。
合同合宿中の21km走で川内選手に競り勝つなど実力は充分。
川内優輝選手と練習を重ねて、お互いを高め合っています。
山岸宏貴
自己ベスト:2時間10分14秒
28歳。GMOアスリーツ所属。
こちらもイケメンっすね。はい。
無名の存在だった高校時代を経て、上武大学進学。4年生の時にはユニバーシアードの大会で、ハーフマラソンではありますが4位に入り、団体銀メダルをもたらすなど注目され始めます。
甘いルックスからは想像もつかない、粘り強く、強気なレースを仕掛けることができる山岸宏貴選手。今回、国際舞台の経験を積むために世界陸上に参加することを決めました。東京オリンピック、さらにその先を見据えているのではないでしょうか。
初出場ですが、強気な走りで8位入賞を狙っているダークホース的な存在です。
世界陸上男子マラソンの気候は?
ドーハとの時差は6時間。日本時間では早朝だが、ドーハは23時59分。夜のレースとなります。予想気温は25℃から30℃。湿度は60%前後の予想となっている。
実はこの気温と湿度。早朝6時に行われる、来年の東京オリンピック男子マラソンも似たような気候になるのではないかと言われています。
今後の大会次第では、今回出場の3選手の中から東京オリンピック代表が生まれる可能性もあります。東京オリンピックと似たような条件で健闘することができるのか?楽しみ方の一つとして、注目しても面白いかもしれませんね♪
【追記】
日本時間28日(土)早朝に行われた女子マラソンでは、開始時点で気温32.2℃、湿度73.3%でした。
予想以上に蒸し暑い気候となっており、68人中28人が途中棄権となる過酷なレースとなりました。
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