来年に迫った東京オリンピック2020。7、8月の猛暑に開催されるということで、日本や海外の各国から心配の声が出ていましたが、
10月16日、国際オリンピック委員会（IOC）が男女のマラソンと競歩競技を猛暑の対策として、東京から札幌に開催場所を変更する可能性があると明かし、コース変更を大会組織委員会や東京都に提案するようです。
この記事では、
・東京オリンピックのマラソンに対して、IOCは猛暑を懸念している
などについて書いていきます！
『東京』オリンピックなのに、まさかの『札幌』開催となってしまうのでしょうか？
目次
東京オリンピックマラソンが札幌に変更？
２０２０年の東京オリンピックのマラソンの日程は女子が８月２日、男子が８月９日に実施されます。
２０２０年に東京オリンピックを招致するために動いていた段階の計画では、マラソン開始時間は午前７時３０分に行われる予定でした。しかし、東京の夏の猛暑に配慮して、去年の７月に午前７時に変更されます。さらに今度は、『朝の７時でも暑いんじゃないか』という声があり、午前６時に変更が繰り返されていました。
東京オリンピックのマラソンコースは、もちろん決まっていて、新国立競技場をスタート後、浅草や銀座、皇居など回るコースが予定されていました。
マラソンが東京から札幌に変更されるとなれば、コースの変更はもちろんのこと、日付や時間の変更、選手の練習場所、宿舎の手配。このほかにも考えつかないほどの問題が出てきそうです。
ただ、札幌になればいくらか暑さは『まし』になるのかもしれません
以下、ネットの声です
これがまた札幌も暑いんだよなあ
色々利権関係はあるんだろうけど、日本でやるなら秋がオススメです。
いいアイデアです、ただ札幌も暑い日は東京以上に気温高い日も
ありますがたまにですから。選手の安全優先でいいと思います。
札幌も気温が30度以上あるが、湿度が東京とは全く違う。
アスリートファーストの観点でいえば検討する価値はあると思います。
札幌の夏も最近は暑いと言いますからね…ただ、東京と比べたら湿度は低いのでしょうね。
東京オリンピックマラソンにIOCが猛暑を懸念している？
先月９月下旬から１０月上旬に行われた世界陸上カタール・ドーハでのマラソン。東京オリンピックと似たような気候のレースが想定されていましたが、気温３０℃以上、湿度も７０％以上となり、ゴールできない選手が相次ぎました。
棄権者が続出したことにより、各国の選手、コーチから批判や疑問の声が多く出てしまいます。この事態に対して、IOCが動き始めます。
東京オリンピックマラソン競技の場所変更の是非について、１０月３０日～１１月１日にかけて、東京にて対策会議を開き、話し合いが行われる予定です。
IOCトーマス・バッハ会長は以下のようにコメント
国際陸上連盟のセバスチャン・コー会長も
最後に私の中で、印象に残ったネット上のコメントです。
IOCから指摘されてしまうとは、日本のオリンピック組織委員会、だいぶ動くのが遅いと思います。
８月で猛暑が続くのは、去年や今年始まったわけじゃないですからね。
ロではアスリートファーストと言っておきながら、全く恥ずかしいと思います。
まとめ
今回は
・先日行われたドーハ世界陸上のマラソンが酷暑により、棄権者が続出し、IOCが危機感を感じたため
という話題に対して書いてきました。
日本の夏は全国どこでも暑いのが普通になってきていますね。ぜひ、アスリートファーストでマラソンが開催されてほしいと思います。
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