ラグビーワールドカップ2019。9月28日に行われた日本VSアイルランド!19対12で日本が世界ランキング第2位の優勝候補アイルランドを破りました!!
前回大会の南アフリカ戦に続く大金星でしたが、試合直後、興奮冷めやらないなか『奇跡とは言わせない!!』とアナウンサーから名実況が飛び出しました。テレビで試合を見ていた方でこの実況が耳に残った人もいるのではないでしょうか。
この記事では歴史に残るであろう実況を音声付きで振り返り、名実況のアナウンサーは誰なのか調べてみました!
目次
ラグビーワールドカップ実況『奇跡とは言わせない!』
ぜひ音量を上げてお聞きください!
『日本!前回大会南アフリカに続いて、2度目のジャイアントキリング!もうこれは!!奇跡とは言わせない!!』
こんなにも感動的で痺れる実況があったでしょうか。
NHKのニュース速報でも放送され、一般的に考えれば番狂わせな結果です。ですがアナウンサーはその後も落ち着いた口調で、「日本は何か特別なことをしたわけではありません。鍛えてきたこと、ゲームプランを忠実に、何かそれ以上に遂行した」と伝えました。
あくまで奇跡ではなく、アイルランドとの力関係を見て、研究してきた日本の実力での勝利だということを強調していたように思います。
SNSでもアナウンサーの実況に対して、「歴史に残る名実況」「今年の流行語大賞決まり」「涙出た!」『この実況は鳥肌立つ』など絶賛の声が寄せられました。
ラグビーワールドカップ実況はNHKの豊原謙二郎アナウンサー
日本VSアイルランド戦で、『もうこれは!!奇跡とは言わせない!!』と実況したアナウンサーは、NHKの豊原謙二郎アナウンサーです。
豊原謙二郎アナウンサーのプロフィール
神奈川県藤沢市出身の46歳。現在、NHK放送センターに勤務しています。1996年にNHKに入局し佐賀、京都、大阪、仙台の放送局に勤めてきました。
現在は、ニュース『おはよう日本』のスポーツキャスターを担当しています。さまざまなスポーツの実況をすることができ、リオオリンピックでも実況をしていました。
豊原アナウンサー自身も高校時代にラグビーをしていた、元ラガーマンです。神奈川にある湘南高校ラグビー部キャプテンとして(ポジションはフランカー)県大会ベスト8の成績を残すなど、スポーツの中でも、ラグビーには特別な思い入れがあるのだと思います。
ラグビーワールドカップ前回の南アフリカ戦実況も豊原アナ!?
『世紀の番狂わせ』と世界中から称賛された、前回2015年ラグビーワールドカップ南アフリカ戦でも実況は、豊原謙二郎アナウンサーでした。
南アフリカ戦が行われる前には、スタジアムの芝の状況、南アフリカのメンバー表を見て、『3:7』で日本にチャンスがあるのではないかと予想。
南アフリカ戦終了直前の実況では、『行け!行け!トラーーイ!日本!日本!逆転!!』と叫び、日本代表カーン・ヘスケス選手が最後の逆転トライを決めた後、35秒間の沈黙を貫いて、日本全国のラグビーファンの余韻を作り話題となりました。
35秒間もの無言の時間を作り、会場の歓声のみのテレビ映像で場をつなぎましたが、あの場面でなぜ沈黙を貫けたのか。「何かを喋ったら堪えていたものが決壊するな」と、こみ上げたものがあったこと。
また、サッカーの『ドーハの悲劇』などの実況で有名なNHKアナウンサーの大先輩、山本浩さんの「テレビは映像のメディア。映像にパワーがあるときは、どんなコメントもそのパワーには勝てない」という実況者としての言葉が頭にあったからだといいます。
民法と比べても数々の名実況を生み出すNHK。今度はラグビーワールドカップにおける日本代表の歴史を塗り替えたときにも、ぜひ豊原アナウンサーの実況を聞けることを願います♪
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