最強クラスの台風19号で、東日本を中心に甚大な被害が出てしまいましたね。
各地で復旧作業が行われていますが、そんな中、10月15日に新たに台風20号になりうる熱帯低気圧が発生しました。
もう2019年の台風は19号で終わりだと思いましたが、今回の熱帯低気圧が台風20号となれば、各地から悲鳴の声が聞こえてきそうです。
今回は、
・熱帯低気圧は台風20号になるのか?
などを紹介します!
目次
台風20号2019ノグリーの米軍最新情報
新たに発生した熱帯低気圧ってのはコイツか‼️
Joint Typhoon Warning Center (JTWC)が96Wの番号をふった対象がコレ。
来るんじゃね~‼️#ひまわり8号 #台風20号 pic.twitter.com/pxLvNyiqvu— KINSAN (@kinsan_tohyama) October 15, 2019
アメリカのハワイにある機関、米軍合同台風警報センター(JTWC)。10月15日(火)にフィリピン東の海上で新しい熱帯低気圧ができたことを発表しました。
気象衛星は渦巻いている雲を見つけており、予断を許さない状況になっています。米軍の判断基準として、
という3つの予想判断基準があるのですが、今回発生した熱帯低気圧は、24時間経過した後に台風になる可能性がある『MEDIUM』と発表されています。
10月15日現在、フィリピンの東にある熱帯低気圧は沖縄の方向の北西にゆっくりとしたスピードで進んでいるようです。
このまま発達せずに消滅も十分あり得ますが、台風19号のときは発生後、時間が経ってから勢力を強めたので警戒が必要です。
台風20号2019、熱帯低気圧はどうなる?
【#台風情報】まだ非常に不確実な段階ですが、今朝9時にフィリピンの東にできた熱帯低気圧が今後、台風となって日本付近に接近してくる可能性。依然として海水温が高く、渦がはっきりしてきたように見えます。米海軍JTWC、アメリカNOAAとも96Wとして警戒開始。リスク管理のため動向に注意。 pic.twitter.com/vM72AlmNKe
— 大矢康裕@山岳防災気象予報士 (@yasuoya0) October 15, 2019
日本の気象庁は今の時点で、フィリピン東の海上の熱帯低気圧を分析して、台風になる可能性は低いのではないかと予想しています。
気象庁は定義として、
『熱帯低気圧』:最大風速17.2m/s未満
『台風』:最大風速17.2m/s以上
『低圧部』:中心がはっきりしないもの
などと棲み分けしています。
今回の熱低低気圧が台風に変わるかは、はっきりとはわかりませんが、各国の予想では、『台風にはならないのではないか』という見解が多くなっています。
熱帯低気圧は必ずしも台風になるわけではなく、1年で台風にならない熱帯低気圧は10個以上もあります。各国の進路予想でも西北西に進み、日本には接近しないものが多くみられます。
予想では大丈夫と思われていても、今後の動向はわかりません。台風シーズンの終わりでも11月に上陸したケースは日本にもあります。今後、熱帯低気圧がどうなるのか注意していきましょう。
まとめ
・各国の予想では、熱帯低気圧が台風20号となる可能性は低いのではないかとみている
などについて紹介しました!
今後も情報を追っていきたいと思います!
コメント